思い出の北アルプス登山 その4(2004年7月 白馬岳)
今回も16年前の記録。
2004年7月の白馬岳(2,932m)登山を振り返る。
この年は北アルプスにいっぱい登っていたな~!
2004年7月31日(土)~8月1日(日)の1泊2日。
メンバーは会社の山岳同好会数名、ルートは猿倉荘を起点のルート。
猿倉荘~大雪渓~白馬岳~白馬大池~栂池ゴンドラリフト(下山)
7月31日 7:55 猿倉荘出発
青空も見えまずまずのお天気。
樹林帯を歩き始めて約1時間、大雪渓の入り口「白馬尻小屋」到着。
いよいよ楽しみにしていた雪渓歩きだ。
アイゼンを装着して滑らないよう気を付けながらユックリ登った。
所々雪渓が裂け、ルートを外さないよう慎重に歩いた。
途中、大雪渓を振り返る。
だいぶん高度が上がったな~
葱平(ねぶかっぴら)あたりで雪渓は終わり、夏道の斜面に取りつく。
ここからしばらくはお花畑が広がり、いろんな花がたくさん咲いていた。
「クルマユリ」
「チシマギキョウ」
「ミヤマタンポポ」
「タカネシオガマ」
「ハクサンフウロ」
「ミヤマトリカブト」
「タカネナデシコ」
「イワギキョウ」
「ミヤマアキノキリンソウ」
どんどん高度を上げていく。
標高2500m付近通過
この先は道幅は広くなるが、急な階段がありジグザグに登りきると、
白馬岳頂上宿舎の建つ主稜線に出る。
稜線に出るといきなり眼前に「杓子岳」と雪倉岳、朝日岳方面の景色が現れた。
白馬岳頂上宿舎(白馬山荘)が見えてきた。
白馬山荘到着 15:00
小屋泊りの手続きを済ませ、着替えた後山頂に向かう。
山頂近くに松沢貞逸氏のレリーフがあった。
明治の終わりに白馬山頂に山荘を建て、白馬観光開発の父と呼ばれてる。
山頂はガスに包まれ展望はなかった。
明日のご来光と快晴に期待しよう!
山荘に戻り、遅い昼食。
簡単なBBQでメンバー同士で盛り上がった。
21:00の就寝時刻前に外に出てみた。
当然何も見ない。(星空は?)
8月1日 3:40起床
ご来光を眺めるため出発の準備を始めた。
山頂に4:30ごろ到着。日の出前の朝焼けを楽しんだ。
周りの山々がモルゲンロートに染まり、まもなく太陽が昇る。
大勢の登山者が御来光を楽しみにしている。
立山連峰もスッキリ望め、剱岳が尖がっていた。
5:04 太陽が顔を出した。
雲海がきれいだ!
周りが一気に明るくなった!
ご来光を満喫し山荘に戻り朝食を摂る。
さあ「白馬大池」に向けて出発だ。
白馬山頂から白馬大池方面の眺め。
途中で白馬岳を振り返る。
夏山特有の雲が山肌に沿って這い上がってきた。
白馬岳をバックに写真を撮ってもらう。
白馬大池までの快適な稜線歩き。
白馬大池が見えてきた。
到着時、池は霧に包まれていた。
池の周りには「ハクサンコザクラ」がたくさん咲いていた。
大休憩の後、天狗原を越え栂池自然公園まで歩く。
出発時、霧が晴れ池をきれいに見ることができた。
途中の樹林帯で見つけた「タカネバラ」の花
「ゴゼンタチバナ」
白山に負けず劣らない豊富な花が魅力の「白馬岳」
この後、数回登ったのでまた登山記録としてアップしよう!
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