中秋の「涸沢カール」&「北穂高岳」登山
9月19日~20日 シルバーウイーク前半 両日とも快晴
上高地から入山して、
涸沢カールと「北穂高岳」3,106mに登ってきました。
今回はBBショップマスター、登山仲間2人と私の4人。
8月初めに歩いた登山道をもう一度歩いてきました。
沢渡駐車場に深夜2時到着、ほぼ満車でした。すぐに仮眠、
3:30に起きて軽く朝食を摂り行動開始。
夜明け前の駐車場 4:00出発
沢渡駐車場から今回はシャトルバスではなく、タクシー利用で上高地に入りました。
5時開通の上高地入り口トンネルでタクシー待機、
5:10バスターミナルに到着
片道4,600円
低い雲(霧?)が山肌を覆っています。
早朝の静かな河童橋と梓川
5:15 涸沢小屋に向けて出発
明神館到着6:02
「明神岳」2,931m が朝陽に染まっていました。
林道を徳沢園に向けて黙々と歩きます。
林道はしばらく梓川に並行しています。
「前穂高岳」3,090m と青空につい早歩きで先を急いでしまいました。
徳沢園到着 6:54
横尾山荘着 7:40
ここの標高はすでに1,620mもあり空気がヒンヤリ冷たいです。
テント場横を通過
ここは、「槍ヶ岳」3,180m方面、「蝶ヶ岳」2,677m/「常念岳」2,857m方面への分岐点となります。
梓川に架かる吊り橋を渡りいざ涸沢にむけて出発。
横尾谷の林道を歩き続けると、
涸沢(川の名前)に架かる本谷橋(ほんたにばし)吊り橋に着きます。8:55着
いよいよ登山道らしくなってきました。
「屏風の頭」2,565mから崩れ落ちてくる山肌を早歩きで通過します。
空は真っ青! 快晴です。
取材? ヘリコプターがしばらく旋回していました。
涸沢ヒュッテ方面と、涸沢小屋方面の分岐点に到着 10:10
ここから、この後に登る「北穂高岳」3,106mの山頂が見えます。
涸沢カール テント場を通過
この場所はカラフルなテントが絵になります。
涸沢小屋到着10:15。出発してジャスト5時間でした。
すぐにチェックイン。COVID-19感染対策のため今回は個室を予約。
部屋に荷物を置いてすぐに北穂高岳山頂を目指しました。
10:39 ヘルメットを着用して小屋横の登山口を出発
紅葉ははじまったばかりで緑色の葉っぱの方が多いです。
それでもナナカマドは紅葉が始まっていました。
急な斜面に大きな石がゴロゴロ、マークを外さないように慎重に登ります。
クサリや15メートルくらいの鉄バシゴもありました。
常念山脈 常念岳(左)と蝶ヶ岳(右の平らな山)が見えてきました。
今度は横尾からもう一度登りたいな~
ピラミッド型の「常念岳」2,857m
涸沢カールの向こうに、左から前穂高岳、吊り尾根、奥穂高岳、ジャンダルム
最高の展望です。
まもなく山頂、あと200mと書かれた看板を過ぎた辺りはかなり険しいです。
北穂高岳山頂到着 13:10 2時間30分かかりました。
大キレット 「長谷川ピーク」2,841m~「南岳」3,022m~「中岳」3,084m~
「大喰岳」3,101m~「槍ヶ岳」3,180mに続く険しい登山道がハッキリ見えます。
怖くてたぶん私は一生歩かないと思います。
雲の影に入った黒い槍ヶ岳、ちょっと不気味です。
北穂高小屋の名物 展望テラス、
槍も奥穂高も望める最高の展望台です。
テラスの端になんと売店があります。
コーラ(300万円)と
北穂高岳登頂記念に恒例のバッジ(900万円)を買いました。
コーラ 最高に美味しかったです。
下山前に仲間と記念写真を1枚。
みんないい表情してるな~! Good!
紅葉と景色を楽しみながら下山
今日は午後から雲も湧いてこなくて終始快晴でした。
涸沢小屋まで降りてきました。下山タイム100分
小屋近くにトリカブトがたくさん咲いていました。
テラスで夕食を食べ始めた17:18 震度4の地震が発生!
テラスも大きく揺れてビックリ、怖かったです。
目の前の涸沢カール 奥穂高岳下部の岩肌が巾100m以上、高さ10mくらいの範囲で
崩れる瞬間を目の当たりにして更にドキドキ。
大きな石がたくさん砂煙を上げて転がり落ちていきます。
幸いテント場までには到達しなかったようで良かったです。
地震直後の涸沢カール 落石で砂煙が立ち込めました。(矢印部分)
2時間近く経っても余震がなかなか止まらず本当に怖かったです。
そんな中、日も暮れて満月に近い月が登ってきました。
近くに火星?も輝いています。
地震の余震が続く中、暗くなり下山もできず、
どうすることもできず無事を祈りながら寝ることに。
20時消灯・就寝 ~ 2日目に続く
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