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2016年11月

2016年11月27日 (日)

雨の文殊山

11月27日 日曜日
自宅から眺めることができる山が2つあります。
ひとつは足羽三山のひとつ八幡山、もうひとつが文殊山です。
文殊山は一年中登れる大好きな山なので、
斜め後ろの空き地(文殊山が見える方角)に家が建って欲しくないと思っています。
(とても身勝手ですね)
今日は生憎の雨ですが、午前中2つほど用事を済ませた後、
13時から傘をさしながらゆっくり文殊山を歩いてきました。
出発前に部屋から文殊山を眺めると100%雲の中でしたので、
山頂からの展望は期待せずに登りました。
二上登山口手前に、この付近一帯の歴史を示す看板があります。
このあたりは、奈良時代は東大寺の荘園で、歴史のある土地柄だったことをはじめて知りました。

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二上登山口到着。駐車場にはクルマはありません。
いつもはほぼ満車ですが、さすがに11月末のこんなお天気では当然ですね。

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カメラと熱いコーヒーを入れた水筒だけ持ち、傘をさしてゆっくり歩き始めます。
登山道は99%落ち葉で覆われてます。

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いつもはH看板からトイレ休憩場までショートカッですが、今日は一般登山道を歩きます。

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室堂に到着。大きな杉 天狗杉の横にあるお堂の屋根が葺き替えられていました。

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登山道脇のコアジサイの黄色い葉っぱが綺麗です。

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ゼンマイの葉っぱも紅葉して綺麗です。ほとんど茶色ですが・・・

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カエデもいい感じです。(ほぼ散ってましたか・・・)

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展望台手前の急坂です。
道は滑りやすく慎重に歩きます。

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展望台からの眺めは無く、想像通りで真っ白です。
山頂手前付近も霞んで幻想的です。

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山頂に着きましたが誰もいません。
福井市内方面も真っ白でまったく見えません。

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すぐに下山します。
室堂 天狗杉横の広場 休憩小屋の屋根の下で熱いコーヒーを飲み一息です。
とても静かで、上空を飛ぶ旅客機のジェット音と、雨音しか聞こえません。

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大村コースとの分起点を過ぎたあたりに、帆谷町へ下る道に分岐します。
この道は今でも歩けるのかわかりません。
(ネット上で見た登山地図に載っていなく行けるかどうかわかりません)

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ゆっくり下っていると、初めて人に会いました。
70歳は超えている男性です。
上に誰かいたか?と聞かれたので、だーれもいませんと答え、すれ違いました。
途中の紅葉の写真を撮りながらゆっくり下ります。

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道に散っている落ち葉がいい感じです。

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ホオバのでっかい葉っぱがたくさん落ちています。

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最初から最後まで落ち葉の上を歩く静かな登山を楽しめました。

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下山後は近くの県立図書館に寄って、のんびり雑誌などを読んで一日を締めくくりました。 雨の文殊山 良かったです。

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2016年11月23日 (水)

早やスノータイヤに交換

11月23日 祝日
天気は曇りで肌寒い朝です。
雨が降るか降らないか、微妙な天気です。
はっきりしない天気の中、どこかの山へ行こうか? 自転車でどこを走ろうか?
といろいろ考えながら県内の山の本を広げるも、ここへ行きたい!
という場所が無かったので、今日は自宅でのんびり過ごそう!と決めました。

とりあえず雨は降っていないので早めにスノータイヤに交換しておこうと、
冷たい風の中作業を行い、夏タイヤを洗ったついでに洗車までも。
今月納車されたクルマもピカピカになりました。
2台のクルマの洗車を終え、灯油を買いにガソリンスタンドへ行ったり、ガレージに吹き溜まった落ち葉の掃除と、のんびりする時間はありませんでした。
それでも、気になっていたことを終えちょっと満足です。
午後から青空が広がりましたが風は強く木枯らしみたいに冷たかったです。
自転車で走っていたら震えていたかもしれません。

洗車途中「ふくいのおいしい水」 でコーヒーを入れ一息つきました。
今日の水は先日の浄法寺山で汲んできた水です。
最近 湧き水に興味が出て、福井県が発行する「ふくいのおいしい水」という冊子を県庁でもらってきました。
インターネットでも紹介されています。
浄法寺山の湧き水はこの冊子には載っていませんでしたがおいしいと感じています。

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この冊子には34地点の湧き水が紹介されています。

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いつか掲載されている全てを自転車で巡ってみたいと思っています。
そんな中、最近よく汲みに行くお気に入りの水も紹介されています。
それは、越前町大谷の「大谷の薬水」です。
自転車で汲みに行くので10リットル程度しか汲んで帰れませんが、一時期毎週行ってました。。

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結局なんだかんだで16時近くまで玄関先にいたのでカラダが冷えてしまい、夜は熱燗で一杯。
その後いつもよりゆっくりお風呂です。
温まりました~!
体は動かしましたが、のんびり過ごせた休日でした。
寝る前に、福井市役所ロビーでもらったこのような多数のガイド(パンフレット)を眺め、休日の過ごし方の参考にしようと思います。

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もしこのパンフレットの場所へ行った時にはブログに載せていこうと思います。
気になったパンフレットは
温泉の紹介のパンフレット みらくる亭(福井市美山町)と波の華温泉(福井市蒲生町)
これから寒い季節は温泉でゆっくり温まりたいですね。

2016年11月21日 (月)

初冬の夜叉が池へ

11月20日 日曜日
この時期は晩秋なのか初冬なのか? タイトルを書くとき悩みました。
どちらでもいいのですが、気温が20度近くまで上がり初冬と呼ぶには暖かいです。
天気はどんより曇り空。
昨日からの雨は上がったようなので、短時間で登って帰れる山に行こうと考えました。
紅葉はもう終わっていそうですが、登山口あたりの紅葉を期待して
15年ぶりに夜叉が池(1099m)に登ってきました。
広野ダムを過ぎしばらく行くとガタガタ道の悪路です。
こんなときは車高の高いクルマが欲しくなります。

自宅を12:00に出発 登山口到着13:25
登山口にある樹齢400年のカツラの大木が見事です。

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駐車場にはクルマが1台もありません。
岐阜県側からの登山者はいるのだろうか?と少し不安でしたが、
13:35 初めての山ではないので歩き始めました。

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鳥居をくぐってすぐに小川を渡りますが、クマ注意の看板が刺激的です。
今日もクマよけ鈴の出番です。どうか出会いませんように!

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紅葉はほぼ終わりで、黄色い葉っぱの木だけが鮮やかです。(一部キミドリ色)
そんな中、アオキ、クマザサ、シダ類、コケ類はざ鮮やかなグリーンです。

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しばらく歩くと川を横切ります。

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次は大滝が現れます。
水量も豊富で落差もあり壮観です。

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登山道は深い霧に包まれますが、登山道はしっかりしているので道に迷うことはありません。

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登山道は落ち葉で埋め尽くされています。
ブナの木は完全に落葉しています。

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14:35 池に到着。ちょうど1時間かかりました。
岐阜県側からの登山者も無く、誰もいません。
静かな夜叉が池を満喫でき、30分も滞在してしまいました。
霧が流れ神秘的な池が更に神秘的に見えます。
伝説の龍が現われそうな雰囲気です。

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三周ヶ岳も霧の中です。

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晴れていたら三周ヶ岳も登ろうと思いましたが諦めました。

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池の周囲の木々はすでに落葉して冬のたたずまいです。

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ちょうど良い高さの柵があるので、カメラのタイマーをセットして、池をバックに記念撮影?
木道から外れてはダメだったのかもしれません。(看板に書いてなかったような・・・)
もしそうであったらゴメンナサイ。

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もう一枚

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15:05下山開始
途中でたくさんのムラサキシキブの実を見かけた。
実は何度も見ているが、花は一度も見たことがありません。
来年は是非花を見ようと思います。

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登山口到着 16:20
ゆっくり写真を撮りながら降りてきたがまだ充分明るかったです。
でもしばらくすると急に薄暗くなり、雨も降ってきました。
気温は高かったですが、山の装いはもう初冬でした。
今回も神秘的な夜叉が池に出会えた思い出に残るいい山登りができました。

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2016年11月14日 (月)

はじめての丈競山へ

昨日 11月13日 日曜日
素晴らしい快晴の中、初めて丈競山(南北)に登ってきました。
町内の清掃を済ませ自宅を10時に出発。
丸岡町の福井県グリーンセンターを過ぎ、九頭竜川を上流に向かい左岸をしばらく行くと
浄法寺山青少年旅行村の案内看板があります。
細い道路の急坂なので、対向車が来ないことを祈りながら上っていきます。

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駐車場はすでに多くのクルマが停まっていますが、人の姿はありません。
みなさん もっと早い時間に登山開始したのでしょう。
駐車場の脇のイチョウの黄色が鮮やかです。

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BBQハウスもさすがにこの時期はだれも利用していません。

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案内看板で登山道を確認します。

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11:00ちょうどに登山開始
快晴なので紅葉と眺めが楽しみです。

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上りは「つつじヶ原・黒岩コース」を歩きます。

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すぐに「しし岩」という大きな岩に着きます。
せっかくの岩が赤ペンキで「しし岩」と書かれ台無しです。
自然への気配りが欲しいところです。

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空を見上げれば旅客機が気持ち良さそうに飛んでいます。

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11:40 冠山(838m)到着
永平寺町と九頭竜川の眺めが素晴らしいです。

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すぐに浄法寺山に向け出発です。
浄法寺山頂手前のブナ林を抜ける登山道が素敵です。

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12:10 浄法寺山頂(1053m)到着
20名くらいの登山者がちょうど昼食を楽しんでいました。
狭い山頂は大賑わいです。
展望台からの白山の冠雪姿もばっちりです。

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写真を数枚撮ってすぐに南丈競山に向かいます。
尾根道の稜線が気持ち良さそうです。

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右手に白山を眺めながら贅沢な登山です。

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12:35 南丈競山(1045m)山頂到着
立派な山小屋が建っています。

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登山者の方に写真を1枚撮っていただきました。

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ここも短時間の滞在で、すぐに北丈競山に向かいます。
いったん南丈競山から下り(急坂)、軽く登り返しで、北丈競山は目の前です。

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13:10 北丈競山到着
登山者は2人だけで静かな山頂でした。

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石川県の龍ヶ鼻ダム登山口から来られた金沢市の方に写真を撮っていただきました。

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北から南丈競山の眺めです。

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福井新港方面は霞んでいますが、コンビナートが確認できました。
小松市方向も霞んでいますが小松ドームが見えます。
今年5月に登った「富士写ヶ岳」もばっちりです。
いつか富士写ヶ岳から浄法寺山まで縦走してみたいと思っています。

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あまりに気持ちのいい山頂なので、珍しく30分近く滞在しました。
あとは歩いてきた道を戻るだけです。

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浄法寺山頂の賑わいも静まり3名ほどです。
展望台から勝山市、大野市方面の眺めです。
経ヶ岳や法恩寺山(スキージャム勝山ゲレンデが見えます)
尖がった山は何だろう?
案内板で確認しましたが特定できません。

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小学生低学年の女の子がお父さんとちょうど到着するタイミングでした。
この歳でここまで登ってくることに驚きました。
時刻も2時を過ぎているので、暗くなる前に無事下山されたか心配です。
冠山からつつじヶ原コースではなく、冠山コースを下りました。
この登山道はめちゃくちゃ急です。
いたるところにロープが張られています。
慎重にゆっくり下り15:30に登山口に到着しました。

登山口には冷たくて美味しい湧き水があります。
計画的に持ってきた10リットルポリ容器に汲んで帰ります。
この水(浄法寺山清水小場)は、福井県の代表的な湧き水に選ばれています。
翌朝コーヒーを入れたらとても美味しかったですよ。

帰り道の林道も落ち葉と道路のマッチングがいい感じでした。

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紅葉はもう終盤ですね。

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林道でカモシカに会えました。(写真は間に合わず・・・残念)
黒いカモシカで、まだ子供なのかそんに大きくなかったです。
カモシカが見れて得した気分で帰路につきました。
帰宅 17:00
今日も一人で7時間も自由な時間を過ごせ、家族に感謝しています。

2016年11月12日 (土)

丸岡城

11月12日 土曜日
今日は午後から丸岡町で用事があるためお昼前に現地へ。
ちょうど丸岡城で紅葉祭りが行われていました。
近くの駐車場はいっぱいで交通整理の人も忙しそうでした。

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 広場では、丸亀さぬきウドンVS越前おろしソバ 対決があり、どちらが美味しいか投票も行われています。
圧倒的にさぬきウドンに並ぶ行列が長く、結果は見えたような気がします。
香川県丸亀市と丸岡町は古城の町のつながりだそうです。

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お城へは娘と5年以上前に訪れた以来で久しぶりです。
お城の中の急な階段を登った記憶がよみがえりました。
お城のとなりにある庭園の紅葉がもまずまずです。
また、城の前にある石碑でお城の歴史もしっかり勉強できました。

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石碑には、お城の歴史と、日本最古である理由が載っていました。
また、初めて知ったこととして、
昭和9年国宝に指定されながら、昭和23年6月28日の福井大地震で倒壊し、
昭和30年に大半をもとの建材で復元、
以降は重要文化財に格下げとなったそうです。
なんとか国宝に復活して欲しいものです。

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午後からの用事も夕方5時に終わり、遠くから夕焼けに映る丸岡城を眺めることができました。
シルエットがいい感じです。
越前大野城みたいに雲海に浮かぶことはあるのだろうか? ふと考えてしまいました。

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ちょうどライトアップされているようなので、お城の下まで行きもう一度写真を撮ります。

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お城の階段から勝山方面を眺めると月がきれいに見えます。
写真中央に写っている尖った山が気になります。
地図で山の名前を調べてみようと思います。(方角だけが頼りです)

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日が暮れるとお城前の広場はすっかり人がいなくなり静かです。

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帰宅前に本日の行事で一緒だった人たちとケーキとコーヒーで歓談。
場所は「西洋菓子倶楽部」
いつもここで食べるケーキは「モンブラン」
ケーキの種類の中では一番好きかもしれません。
お店では早やクリスマスソングが流れ、クリスマスケーキの予約も始まっています。
もうそんな時期になってしまいました。(1年がものすごく早く過ぎていきます)

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明日も天気が良さそうなので、どこを散策しようか考えながら寝ます。

2016年11月 8日 (火)

2016年 北アルプスの思い出(

今年8月初旬に3年ぶりに2000m以上の山に登りましたので、その記録を載せます。
行き先は北アルプス 五竜岳(2814m) 連れは無く一人で歩きました。
15年くらい前に、八方尾根~唐松岳経由で五竜山荘泊、翌日ご来光を見に山頂の予定でしたが、翌日大雨で断念して以来の五竜です。
今回は、遠見尾根往復です。
前日午後3時に自宅を出発。今回はのんびり前泊(車中泊)なので、国道8号線をひたすら北上し、富山県を抜け糸魚川へ。
国道148号線から久しぶりの白馬村へ。
五竜遠見スキー場駐車場に23時ごろ到着。自宅からちょうど260kmでした。
空は星が見えず明日の天気が心配でしたが快晴に恵まれました。
車中で缶ビール1本飲んですぐに寝ました。
翌朝、ひんやりとした空気です。エスカルプラザで始発を待ちます。

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朝霧のなかのとおみ駅

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朝7:00 始発の白馬五竜テレキャビンに乗って約10分の空中散歩で「白馬五竜高山植物園」 アルプス平駅(1515m)に到着です。

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ゴンドラを降りると唐松岳、白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)の眺望が素晴らしかったです。
さらにアルプス展望リフトに乗り継いで植物園のある遊歩道に入ります。(1630m)

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先行者が数名いらっしゃいます。 ケルン奥に見える雲海が綺麗でした。

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八方尾根や白馬三山を眺めながらの登山は最高です。

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見返り坂到着 7:36

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一ノ背髪 到着7:47(1850m) 鹿島槍ヶ岳 北壁 カクネ里雪渓が見えます。

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中遠見 到着8:15 五竜岳バックに

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鹿島槍ヶ岳バックに

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更にいくつかのアップダウンを繰り返し西遠見 到着 8:57

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ここからの五竜岳と周りの木々、小さな池との組み合わせが最高でした。

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鹿島槍も近くに見えてきます。

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そろそろ山荘が近くなってきました。
シモツケ草が綺麗です。

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山荘までの最後の急登をがんばります。

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山荘が見えてきました。奥にそびえるのが五竜岳です。

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山荘到着 10:02
すでに大勢の登山者で賑わっています。 たぶん小屋泊まりした人たちです。

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少し遅い朝食です。おにぎり2個&バナナ、水で簡単に済ませます。
荷物をデポして身軽になり早速山頂へ向かいます。
10:20出発

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山頂11:00着
剣岳が遠くに見えます。

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下山開始 12:01

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山荘着 すでに皆さん次の山に出発したようで閑散としていました。

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休憩なしですぐに登ってきた遠見尾根を下ります。
途中の植物園はアベックや家族連れが多く訪れていました。
リフト、ゴンドラを乗り継ぎ、とおみ駅に到着 15:01

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今回は天気に恵まれ、思い出深い盛夏の五竜岳登山となりました。
来年はとなりの鹿島槍ヶ岳(2889m)に是非登ってみたくなりました。
帰る前にエスカルプラザでお土産を買い、福井までまたもや高速道路を使わずにのんびり帰りました。

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2016年11月 6日 (日)

高校生の若いエネルギーをもらいました

明日11/7は立冬、暦ではもう冬ですね。
今日のお天気は、午前中曇り時より陽が差しますが風が強く冷たかったです。
午前中は訳ありで敦賀まで高校野球新人戦決勝を観戦です。
場所は敦賀総合運動公園
試合は、敦賀気比高校VS羽水高校。
結果は延長戦の末 敦賀気比高校が勝利。
でも負けた羽水高校も大健闘。次は勝って欲しいなー!
高校野球観戦という楽しみがまたひとつ増えました。
野坂山をバックに球児が精一杯プレーが印象的で、若いっていいなーと感じました。
野球のほかに高校サッカー新人戦も行われていて、子供たちはそれぞれに思い出の一日となったでしょう。

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帰宅途中の国道8号線は、越前市あたりから鯖江・福井方面が渋滞です。
わき道にエスケープして14時に自宅に戻り、ガソリン補給とついでに灯油調達です。
我が家の玄関先のハナミズキは、紅葉見ごろが終盤です。
もう散り始めですが、強風になんとか耐えていました。
太陽の陽を浴びると紅葉はとてもきれいですね。

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夜は嫁さんが外出なので、久しぶりに夕食作りを楽しみました。
子供のリクエスト、クリームシチューです。
焼肉丼とセットで、味もまずまずの出来栄えです。
ついでに熱燗もグッドで温まりました。

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今日はのんびりした休日でした。

2016年11月 3日 (木)

思い出の初冠雪の白山 2008年

今日は11月3日 文化の日。
お天気なら自転車でふらっと越前海岸あたりと思っていましたが、残念ながら生憎の雨です。
北陸らしい「暗いねずみ色の厚い雲と青空が混ざった空」です。
短時間に降るスコールのような雨の中、午前中は時々雷も鳴っていました。
それでも時より陽が差す北陸特有の冬空です。
そういえば昨日の福井のNHKローカルニュースで白山初冠雪を報道していましたね。
いよいよ山は雪の便り、先日までまだ暑いなーと思う日があったが、急に寒くなってきましたね。
天気が悪いので今日はコタツを出して温まりながらブログを書くことにしました。
8年前 2008年11月1日 白山初冠雪のときに登った写真を載せてみます。
前日大荒れ天気の直後の白山でした。
11月に初めて登った白山です。
12月~3月に白山に登ることはまず無理なので残すは4月だけです。
コンディションがよければいつか是非登ってみたいと思っています。

登山中は曇り空からどんどん雲が晴れていきました。
山頂には10名くらいの登山者がいて、皆さん最高の景色を楽しんでいました。
別当出合までクルマで上がり 6:50観光新道を出発。
駐車場には20台くらいクルマが停まっていますので、安心感がありました。

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7:50 越前禅定道との合流点に到着。
ここから右手に別山を、左手に釈迦岳を眺めながら快適な尾根歩きとなります。
上を見上げるとまだ雲の覆われ冬空の雰囲気です。

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木の階段には、うっすら雪が積もっています。

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仙人窟 8:16着
少しずつ雪が目立つようになってきました。

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殿ヶ池非難小屋着 8:54
今は建て替えられましたので、昔の姿が懐かしいです。
これまで26回白山に登りましたが、9割以上観光新道を歩くのでこの小屋の姿は思い出深いです。

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小屋を過ぎてしばらくすると左手に綺麗な容姿の釈迦岳が見えてきます。
ここから眺める釈迦岳は素晴しく大好きです。

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馬のたて髪通過 9:54

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蛇塚通過10:21
青空が広がってきました。
吹きだまりの登山道、雪が膝より深くなってきました。
30センチ以上はありそうです。

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クロボコ岩方向を眺めます。
どんどん雲が消えていきます。

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クロボコ岩到着10:46

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すっかり青空に変わり、快適に弥陀ヶ原を通過

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五葉坂通過 11:00
坂道の脇にある「オオシラビソ」の大木が樹氷に成りかけています。
厳冬期には見事なモンスターになるのでしょう。
ふと以前登った蔵王の樹氷を思い出しました。
ハイマツはすでに雪に埋もれ、表面は地吹雪で描かれたシュカブラが綺麗です。

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正面に御前峰を眺めながら五葉坂を登り切り室堂へ 11:20着

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鳥居に着雪
右手に雪の乗鞍岳が見えます。

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11:30 山頂に向かって出発です。
高天ヶ原の看板にエビのしっぽがびっしり 綺麗です。

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山頂 社殿が近づいてきました。こちらもエビのしっぽがびっしり
青空に映えて美しいです。

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山頂到着 12:10
神々しい景色が待っていました。
感動です。
社殿の北側は真っ白です。

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山頂の標識もこのとおり

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大汝山と火口 池は雪に埋もれています。

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隣の別山も輝いて美しいです。

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登山者の方に写真を撮っていただきました。

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大満足の山頂をあとに下山を開始
青空の下、帰りも観光新道を快適に下ります。
馬のたて髪通過 14:33

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観光新道はその名のとおり景色が最高
下っている途中で撮った大好きな別山の眺めです。

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別当出合到着 15:45
思い出深い初冠雪の白山登山でした。

2016年11月3日 今日の雨は白山ではきっと雪でしょう。
あさって5日 土曜日は晴れの予報です。
きっと真っ白な白山が見れることと楽しみにしています。

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2016年11月 1日 (火)

3年ぶりの白山登山

10月30日 日曜に3年ぶりに白山に登ってきました。
久しぶりに別山~白山~釈迦岳 3山めぐりをしようと出発しましたが、
この時期はつるべ落としといわれるように日没時刻が早く、17時を過ぎると薄暗く危険な為、途中の室堂で考えた末に取りやめました。
とういうことで、今回は市ノ瀬駐車場~チブリ尾根~御舎利山~別山~南竜ヶ馬場~展望コース~白山室堂~御前峰~お池めぐり~大汝峰~室堂~観光新道~別当出合~市ノ瀬駐車場 のコースを歩きました。
5:30 星がきれいに輝いている中、ヘッドランプをつけて市ノ瀬駐車場を出発。
昨日買ったクマよけスズの音が闇に響きます。
音色が澄んでいて、音が長く響き、消音機能付きの優れものです。
好日山荘で買い2400円でした。

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工事用の道路をヘッドライトを照らしながら歩き5:45に登山口到着です。
登り始めて30分ほどで薄明るくなり、快適にチブリ尾根を登ります。
1時間半ほど登ると大野勝山方面が開けとても景色の良い場所に出ます。
赤兎山や大長山、経ヶ岳が朝日を浴び、荒島岳や奥美濃の山々が雲海に浮かび神秘的に見えました。
どの山も全体に茶色で紅葉はもう終わっているように見えます。

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チブリ尾根から別山山腹を眺めるが、紅葉も無く葉っぱも散って終わりです。

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チブリ尾根非難小屋手前の笹に覆われたなだらかな斜面です。
このコースの中で気に入った場所です。

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小屋少し手前で、別山山頂から昇るご来光が見れました。
快晴の予感がします。

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小屋に7:45着
この小屋のある場所は標高1900mです。風は弱いが寒いです・・・
小屋の前で白山をバックにセルフタイマーで1枚
誰もいないので自分で自分を撮影するしかありません。

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いよいよ急な御舎利山(2380m)までの登りです。
小屋から別山山頂まで標高差400mの急坂ですが、水たまりが凍るくらいの気温なので汗はかきません。

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御舎利山を通過して今日の目的その1 別山山頂に9:05に到着しました。
だーれもいません。無人です。
ここでも自撮り でもデジカメを置く適当な高さの物がないため、セルフタイマーは諦め、トレイルランシューズをバックに記念撮影です。
最近このシューズでほとんどの山を歩きます。
登山靴は重くて積極的に履く気になりません。
冬の里山歩きのときくらいかなーと思っています。

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遠く 御岳山と乗鞍岳がよく見えます。
両方の山とも頂上付近が白っぽいので、初雪が降ったのかもしれません。

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別山平~三ノ峰方面です。
別山平の御手洗池がぽつんと見えます。
今日も刈込池は大勢の人で賑わうのだろうなー。
奥には朝陽を浴びた赤兎、大長山、背後に経ヶ岳、荒島岳、冠山などがくっきりと見えます。

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9:25 白山に向けて出発です。
南竜ヶ馬場までアップダウンも少なく快適な道が続きます。
途中 火山噴火に関する標識が立っていました。
「この先火口域から2.5km圏内」
数年前はありませんでした。
一昨年の御岳噴火からこのような標識が設置されたのかもしれませんね。

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途中の天池も薄氷が張っています。10:30

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油坂を快適に下ればまもなく南竜小屋です。11:10
ここにも、だーれもいません。
鳥や虫の鳴き声もまったく無く、静かです。

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おにぎり1個とチョコ少々と簡単に昼食を済ませ、展望歩道を歩き白山に向かいます。
最初200mくらいは快適な木道です。

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途中から室堂への登りがきつくなりますが、アルプス展望台でひと休みです。
景色は素晴しく、その名のとおり北アルプスが一望できます。
遠く剣や槍が尖っていました。
今年の夏に登った五龍岳も見えます。
そういえば遠見尾根も長かったけど楽しかったなー。
御岳山の横あたりに快晴なら富士山も見えるのですが、今日は雲の中です。

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前方間近に三方崩山が見えます。
見事に崩れています。この山に登る人はいるのだろうか?
そこから眺める白山はどのように見えるのか興味があります。
いつの日か・・・

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室堂到着 12:40
数人しかいません。山頂に人影が動いているのが見えます。

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休憩なしで即山頂へ向かいます。
空の薄雲が流れどんどん晴れていきます。
御前峰山頂到着 13:10 2702m 風は穏やかですが寒いです。
日光の暖かさが救いです。
空は快晴に変わっていました。ラッキー!
山頂は10名くらいの登山者がいました。
京都から来られた方に写真を撮っていただきました。

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次はお池めぐりと、大汝峰2684mに向かいます。
千蛇ヶ池などほとんどの池は薄氷が張っていましたが、翠ヶ池は凍っていませんでした。
コバルトブルーが素晴しく見事です。

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一気に池を周り大汝峰に登ります。14:10着
ここはめったに来なく今回で2回目です。
山頂の大汝神社の周りの石垣です。
これで社殿を風雪から守るのでしょう。

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別山同様 だーれもいません。
カメラを石の上に置いて自撮りです。
ボーっと最高の景色を眺めていたい気分ですが、日がそろそろ傾いてきました。

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ここからの御前峰、剣ヶ峰2677mの眺めもまたいいものです。

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釈迦岳、七倉山方面もいい感じです。
来年夏にもう一度行ってみたくなりました。

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池めぐりからショートカットコースで室堂へ戻ります。
室堂越に今朝登った別山が遠く感じます。
15:00 室堂到着
日が暮れないよう急いで下山にかかります。

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五葉坂を軽快にくだり弥陀が原へ
ここから振り返って眺める白山の景色はいつ見ても飽きません。

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黒ボコ岩15:20 で砂防新道と観光新道に分岐しますが、
砂防新道は、数日前から別当出合の吊橋が工事に入り通行できません。
そこで、いつもの慣れた観光新道を下ります。
日暮れとの競争になりました。
途中 夕焼けで真っ赤に染まった別山を見れたのが今日一番の景色でした。
2-3分ほどしか素晴しい眺めが続きませんでしたが、得した気分です。

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別当出合着 17:30 遠くにうっすら夕焼けが見えますが、すっかり暗くなっていました。
やはり明るいうちに下山するように行動しないといけないと反省です。

番外編
なんと、今回は別当出合にクルマが無いのです。
クルマは市ノ瀬駐車場にあります。
釈迦岳を周って市ノ瀬に戻る計画を途中で断念したため、とぼとぼ歩く羽目になりました。
真っ暗の中、ヘッドライトと携帯ランタンひとつで歩き、舗装道路の下りとはいえ約6kmの道は遠かったです。
そんな中、途中空を見上げると満天の星空で、素晴しい天の川を見ることができました。
釈迦岳登山口を過ぎたら、すぐに橋を渡って市ノ瀬駐車場です。 18:30到着。
クルマに戻ったときはホッとしました。
本日の歩行距離 不明
歩行時間 13時間でした。
下山時刻が遅かったことが大反省ですが、久しぶりの白山を堪能できました。
あさってから11月。
そろそろ白山も初雪のことでしょう。

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